「障がい者支援は構造化が大切です」

 
 

障がい福祉支援に携わる方は

このフレーズをどこかで聞いたことがあると思います。

 
 

ここでいう“構造化”とは、

生活の中にある困り感を解消するための環境的配慮の一つの考え方・方法です。

 
 

しかし、

ただ闇雲に教科書的な環境の整備をすればいいわけではありません。

 
 

教科書的な“構造化”では、

 

“視覚的ツールを用いること”
 

“スケジュールを明確にすること” 


“時間の過ごし方を提示すること”

 

などがよく挙げられると思います。
 

 

しかし、

“構造化”で本当に大切なことは、

これらの環境を整えることではありません。

 
 

“構造化の本質”とは一体なんでしょうか?

 

私は“構造化の本質”を

 

“わからないを解決すること”

 

にあると考えます。
 

 

ただただ手順書を作ったり、

スケジュール表を作ったりしても、

使う人の“わからない”が解決できていなければ、

作ったツールは意味を持ちません。


 

構造化に取り組む前に、

これから作る環境を使う方が、

物事や周囲の情報をどのようにキャッチしているのか、

どのような物事の考え方を持っているのか、

何に困り感を抱きやすいのか…

 
 

構造化を必要とする方の視点に立って考えることが、

構造化を行う上での肝になると、

私は考えます。


 

皆さんは「構造化」をどのように考えますか?


 

コメントやメッセージで皆さんの考えを教えていただけると嬉しいです。


 

最後まで読んでいただいてありがとうございます。