今回は、
「障がい福祉の業界に興味はあるけど…」
という方に向けての投稿です!
「障がいを持っている人と関わるって“怖い”と思ったりしないの?」
障がい福祉分野でホームヘルパーをはじめた11年前、とある方から問いかけられた一言です。
この時に聞かれた「怖い」とはどういったものなのでしょうか?
このとき私は、
この言葉の意味をよくわかっていませんでした。
今改めて考えてみると、
この「怖い」の意味、
私は、
相手と向き合う準備が整っていないときに感じる「怖さ」
のことを言っているのかと考えました。
「自閉症」を語るときによく、
「文化の違い」という言葉が使われます。
この文化の違いとは、
世界の捉え方に違いがあるという意味で使われています。
この“文化の違い”で言われる“違い”を知る準備ができていないとき、
「怖い」という想いがフツフツと湧いてくる
のではないのかなと想い至りました。
「今向き合っている人の想いが見えないこと」
これは確かに怖いことだと思います💦
しかし、
相手が何を思っているのか、
それが掴めたら、
何も怖いと思う必要はなく、
ただただ、
自分の知らない新しい世界観を知れる(気づける)ことに
ワクワクしてくると思いませんか?
私は、障がい福祉の道に飛び込んだ理由はいくつかありますが、
その一つとして、
障がいを持つ方たちと共に活動している方達の活き活きとした姿
をみて、
「自分も同じように働いて見たいな」
と思ったことがあります。
その活き活きした姿を見せてくれていた存在…
それは母でした。
私が小学生(中学生だったかな?)の頃、
障がい福祉のホームヘルパーとして働いていた母は、
訪問支援が終わって帰ってくると、
仕事の中であった利用者の方との
色々なやり取りや新しい発見
をたくさん教えてくれました。
(※投稿の意図を伝えるためにあえてこのような文表現をしています。実際は守秘義務を守った中での会話です😅)
この時の母の姿はとても活き活きしていて、
「自分もこんな仕事をしたいな…」
と思ったことを今も覚えています。
実際の障がい福祉に携わる中で、
色々な支援者の方達や
ご家族とやり取りする機会をたくさん経験してきて、
「より良い支援や生活につなげるためには」
といった話題で、
時間を忘れて話が盛り上がる方たちの姿は
とても活き活きとしていて、
話しが盛り上がった後は
「明日からまた頑張ろう!」
というエネルギーが湧いてきます!
支援を通じて事業所や地域の枠を超えて繋がりあえること…
自分の知らない世界の見方や
実践、知識を共有してくれる仲間
を見つけて繋がることが、
この「怖さ」を解決してくれる
一つの大きな方法ではないかなと思います。
一人で悩むのではなく、
一緒に想いを共有して共に研鑽しあえる
仲間を見つけること。
今は昔と違って、
ネットを通じて色々な方達と出会い、学べる場
がたくさんあります。
障がい福祉に興味はあるけど第一歩を踏み出せない方は、
是非そのような仲間が集まる場をのぞいて見てください。
「どうしたらいいかわからない」「どういったところがあるのか」などの質問や
「こんな学びの場もあるよ」など繋がりを広げることができる場をご存知の方は、
コメントやメッセージで教えていただけると嬉しいです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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