前回の投稿では
計画書の見方について載せましたが、
この投稿を書いている時に
計画書を読み解くよりも
計画書を書くということの難しさを
様々な研修の場に出向いた際に
よく耳にしていたことを思い出しました。
「計画書の書き方を教えてください」
この質問に対して
私がよく出す応えの一部に今回は触れようと思います。
計画書(個別支援計画書)を書く際に
まず行うべきことがあります。
それは
①これから計画書を作成する支援を必要とする方の
アセスメントを隅々まで目を通すこと
②支援を行う基礎となるサービス等利用計画を隅々まで
目を通すこと
③並行利用する他の支援サービスの内容を把握すること
④これから提供する支援サービスの目的や
今ある環境を活かしてできる取り組み
についてを検討すること
(計画作成に慣れていれば新しい支援環境を
作り出すことの検討・企画・提案を同時に進める)
以上の4つのステップを私は基本として
計画書の作成を行うことが多いです。
(過去の計画書を振り返ることもありますが、
多くの方が既にしていることと思うので
今回は省いています(^^;))
計画書を作成するとなるとどうしても
目標の立て方や支援内容の書き方に
目が向きやすいですが、
計画書作成のほとんどは
支援を必要とする方(これから計画を作成する方)が
どのような人物でどのような環境にいるのか(基本情報)、
どのような地域生活の形を目指しているのか(目標の方向性)、
どのような支援サービスを利用するのか(支援の全体像)、
以上の確認と思考が占めています。
(私が計画書を作成している姿を見たことがある人は
PCの前で腕組してボーーーッとフリーズしてると思ったら、
急にキーボードが壊れる勢いで
バチバチバチッッッターーンと打ち始めるという
奇行を目にしたことがあると思います(^^;))
支援を必要とする方の全体像が把握できたことと
日常自分自身が提供している支援サービスの中で
どのような支援サービスを提供できるのか
(支援サービスの担える役割と支援の内容)
を掛け合わせて計画書を書き出してみると
どんなことを計画として挙げればいいか
比較的書きやすくなるので
初めて計画書を作成する方に
この手順を私はおすすめします。
今回も最後まで読んでいただきありがとうございました(^^
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