最近64歳を超える方の

入浴と排泄の支援に定期的に入っていて

その中で見つけた気づき。


高齢者の方の訪問支援は

以前までは一人でできていたことが多く、

怪我や運動能力の低下など

色々な要因がきっかけで

一人でできなくなった部分を

サポートすることが主体になります。


今はできなくても

以前まではできていた生活のあれやこれ。


習慣的にしていた行動は

思っていた以上に体が覚えていて

ふとした瞬間にサポートなしでやろうとする

行動が現れる。


これを一つ一つ拾い上げていく

支援の形を取ることで、

できなくなったことが

最小限のサポートで

再びできるようになることも多くあります。


私が今回関わらせて頂いた高齢の方も

怪我を理由にサポートが必要になりましたが、


はじめは一人で身動きが取れず

全介助でやっていた入浴やトイレも


怪我の治癒に伴って

以前できていたように

ほぼ一人でできるようになり、


今では時々手を添える程度のサポートで

済むようになり、

専門的な知識やスキルを必要とせず

家族のみでもサポートが可能な状況まで

落ち着きました。


"できなくなったことを助ける"

よりも

"できることを広げていく"

という視点で


支援やサポートをする大切さは

障がい福祉も高齢者福祉も変わらないのだと

改めて気付けた体験でした。


最後まで読んで頂いてありがとうございます😊