"人材育成は何事も経験させないとスキルは身につかない"


確かに


現場は机上で学んだ通りになることはほとんどないので


学校での学習や研修、講座、セミナー、勉強会など知識を深めるだけでは


実践のスキルは身に付きません。


かと言って


いきなりハイスキルの必要な現場に送り出してしまっても


そこで待っているのは


何からどうしたらいいか分からないという困惑


学んできた知識と現実の大きな差からくる無力感など


とてもこれから現場で活きるスキルを磨いて


今後も長く業界で働こうとは


なり辛い現実です。



RPGのゲームで例えれば


初期装備の木刀だけでラスボスのステージに挑む事がいかに無謀なことかは誰でもわかる事です。



"何事も順位を付けることは良くない"と言われる昨今ですが


多忙な現場で人材を常に欲している現場ほど


ある程度の"初級" "中級" "上級"という難易度のレベルを意識して


OJTに取り組んでいくことが


人材定着と人材育成の


基盤になります。



"上級"のスキルを要する現場ほど


人材が足りてない現実もよく分かりますが


急ぎたい時ほど


近道はせず


石橋を叩いて


先を見据えて


一つ一つ取り組んでいく事を意識する取り組みがとても大切です。