障がい福祉の分野に関わっている方は
「問題行動」や「行動問題」という言葉を
耳にしたことはあると思います。
「行動」と「問題」という単語が前後しているだけですが
意味は大きく違っていて、
「問題行動」は
周囲の困り感につながる“行動”自体に注目したワード。
「行動問題」は
“行動”に至る前の“原因”に注目したワード
という違いがあります。
最近では、
問題となる“行動”よりも
その“原因”となっていることに注目しようという支援
が勧められています!
この「行動問題」について向き合う時、
私は2つのことに注目して考えています。
それは“受信”と“発信”です!
“受信”とは「周囲の情報をキャッチすること」
“発信”とは「 “知りたい” “感じたい”と求めること」
この視点に注目して私は行動問題をみていきます!
困り感につながる行動の原因とその対応の仕方は、
たくさんある周りの情報をうまく整理できなくて
「困った💦」をうまく表現できずに行動で表すという
“受信”に原因がある場合と、
刺激に満ち溢れている世界の中、
好きな刺激が気になって「感じたい」「知りたい」と
考えるより先に行動で表してしまうという
“発信”に原因がある場合と
大きく分けて2つの原因のあり方があると
感じています!
対応する方法としては、
「環境をどう整えるか」「情報をどう整理して伝えるか」
という解決方法に結びついていくことが多いですが、
“受信”と“発信”どちらに原因があるかを探ることで
環境や伝え方以外の工夫の余地が見えてきて
より個々人に合った解決の糸口を探ることができると
私は実践から感じています😊
今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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