「ストレングス(強み)を活かしましょう!」

 

相談支援や障がい福祉のサービス提供に関わる研修会などで

 

よく耳にするキーワードです!

 
 

研修の場では

 

“強みを活かすことの大切さ”は痛いほど

 

わかるのですが

 

いざ実践で取り組んでみようとすると

 

どう活かしていいものか

 

悩んでしまうことがあります💦

 

 

では実際にどのように強みを活かしたらいいのでしょうか?

 

 

例えば

 

“色の違いがわかる”という強みを持っている

 

知的障がいの方がいると仮定して

 

買い物の中でどう強みを活かせるか?

 
 

お金には硬貨によって

 

色合いや大きさ(形)に違いがあります。

 
 

その硬貨の特徴を頼りに支払いを自ら行うサポートを行うことも

 

強みを活かした支援になると私は考えます!

 
 

“金額”や“算数”の概念理解に苦手さがあっても

 

財布の中にある硬貨を把握した上で

 

「銀色を1枚と茶色を2枚を(店員さんに)渡してください」

 

と伝えたり、

 

毎回決まったところに地下鉄で外出するときに

 

券売機で切符を買う場面で

 

「銀色1枚と茶色3枚入れてください」と伝えて

 

ご本人自ら硬貨を券売機に入れるという過程を

 

繰り返していくことで、

 

声かけを必要とせずに

 

ご本人自らお金の支払いができるようになる

 

といったように

 

1人でできることを広げることができます!

 

 

これは私が過去に行った支援の一例からのご紹介ですが、

 

このように日常生活で行っていることの見方を変えてみる

 

生活の中で強みを活かせる場はたくさんあります!

 

 

支援を必要としている方の強みを挙げて

 

どう生活の中で活かせるか

 

生活の中に隠れている色々な見方を探ってみることが

 

ストレングス(強み)を活かした支援につながると

 

私は考えます!

 

 

今回も最後まで読んでいただき

 

ありがとうございました!

 

 
 

 〜きいろバルーンのご紹介〜

きいろバルーンは、福祉支援制度の枠を超えた、自費による訪問療育や余暇支援、相談の活動を行っています。

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