昨日の投稿で

チャレンジできることを支援する

ということについて触れました。


今回は具体的にチャレンジできることを支援する

ということについて少し触れていきます。


食事を例にすると

ご飯を食べる時に

食べこぼしが多い方の場合。


まず視線はどこを向いているのかに注目して

"食事に集中できているのか"をみていきます。


テレビの存在や

座っているところから見える物の存在に

注意が移っていないかを確認して、

注意が移っているようであれば

それらが目につきにくい席の配置に変えたり、

机の上の物を片付けたりといった

環境の整理を行います。


また

椅子が高く足が浮いている場合、

足元が落ち着かなくて

視線の注意が定まらないということもあります。


その場合は

足がフラフラとしないように

足置きになる台(ダンボール箱やカゴなど)

を準備したり、

足を自らひっかけられる紐を椅子の脚に結んだり

といった工夫を取り入れてみたりします。


そしてもう一つ

注目するのが机と体の距離間。

椅子を引いて机と体の距離を近くすることが

できているかをみていきます。

机と体の距離が遠いと

手を伸ばす距離が遠くなるので、

その分食べこぼす量が増えてしまいます。


肘を90度曲げた状態で食事ができるくらいの

距離間を調整して

最短距離で食べ物を口に運べるようにします。


他にも

みていくポイントはありますが…


今回は直接体に触れずにできる範囲での


チャレンジできることを支援する方法

について触れてみました。


スポット支援は

"食事"という場面の中でも、

直接体に触れたり

指差しをして

「〇〇して!」「〇〇ですよ!」と

言葉をかけながらでなくても

ご本人の"できること"を支援する方法は

沢山あります。


今のご時世だからこそ、

改めて見直してみたり

新たに取り入れてみる良い機会かもしれませんね!


今回も最後まで読んでいただいて

ありがとうございました😊